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「春空 -ハルソラ-」リリース記念スペシャルライブ@四谷区民ホール [LIVE'09]

2009.02.27 四谷区民ホール
『「春空 -ハルソラ-」リリース記念スペシャルライブ』

「ああ、雪かぁ」
朝起きて雪を見たとき、石野田さんは、ただただそんなふうに思ったのだそうです。

今日で石野田奈津代さんデビュー10周年。
この日に四ツ谷でライブをしたいと1年前から自分でおさえてた会場で、まさかメジャーでのCDリリースイベントを行うことになるとは思ってもいなかったでしょう。

10分前に新宿御苑駅に到着、大急ぎで会場の四谷区民ホールへ駆け込みました。
エレベータ前に看板?を発見、9階へ行けとある。
受付で、一度渡したハガキと一緒に出逢い記念カードを渡されたとき、今日はやはりステージでしか会えないのだなと思いました。

9階のロビーは人でいっぱい。よくライブで見かける方の顔も見えます。
といっても面識もないし、時間もないと思い慌てて席へ向かいました。
席には連れのN氏が待ち構えている。
なんと幸運にも、4口応募したら2通招待ハガキが届いたので、最近お世話になってる(失礼をしている?)お返しにご招待しました。

そんな二人はMCの「10周年を・・・」で拍手先走り(爆)ハズカシー

場内の照明が落ち、ステージに今回のサポートメンバーが登場。小さく拍手(^^;
ギター黒沢秀樹さん、ピアノ冨田謙さん、パーカッション高橋結子さん。
そして石野田さんがステージに現れると大きな拍手が会場に鳴り響きました。

さすがリリースイベント、いきなり『春空 -ハルソラ-』、『60億分の1』を続けてバンドバージョンで。
演奏はサポートにお任せして、石野田さんはギターを置いたまま歌います。
ギター、ピアノ、パーカッション、ほんと絶妙のバランスで3つの音が素敵に聞こえてきます。
もちろん歌声もしっかりと届いてきます。
でも、キャンペーンで全国飛び回ってるから、もしかしたらお疲れなのかも。
何度か歌の合間に咳払いをしてたし。
キャンペーン中は楽器(ギター)だって悲鳴をあげたようですから、生身の石野田さんだって大変に違いない。

続いては、この10年間のポイントポイントで生まれた曲を弾き語りで。
デビューのきっかけになった『1等星』。
2年で契約打ち切られたとき「それでも私は1人で生きていくんだ」と開き直り?の『波乱万丈』。
歌えてればいいとだけ思ってた時、そんな自分になりたかったの? いや違うと新たな決意のもと生まれた『オリオン』。

ちょうど4年前、HMさんの対バンで出演予定の「石野田奈津代」という名前をググって、724worldのブログを目にしたのがきっかけでした。
どうも聞いたことのある名前だなと、そしてブログをどんどんさかのぼって見ていくうちにひきこまれ、結局予定していたライブより前に高円寺のライブハウスに聴きに行ってしまった。
ものすごく小さなハコ、でも立ち見でした。
それ以来、頻繁にあるライブにほとんど足を運びました。
勢いでその年の神津島にもいったっけ。
そんな中、自主制作でリリースした3枚のConceptCDの1枚目に『オリオン』が。
2007年からは活動形態の見直しでライブの本数は激減し、年に数回のワンマンかインストアでしか会えなくなったけど、昨年のツアーは東京のチケット取り損ねて地方も都合が合わず行けずじまいだったけど(苦笑)。
でもどんどん石野田さんの歌が広がっていくのを感じていられたここ数年だったかと思います。
そして遂にメジャーへ。。

一生懸命歌に耳を傾けようと思うんだけど、ステージ上の石野田さんの姿を見ているだけでどうしても泣きそうになってしまう。
本人の過去の苦労なんてMCとかブログとかで聞いただけで実際何も知らないし。
でもなんか、姿を見てしまうだけで心揺さぶられる。
更に歌声が耳に響くとそれだけで鼻っ柱がつーんと来てしまう。
もうしょっぱなから最後の最後までずっと、「つーん」としっぱなしで困るよね(笑)。

バンドメンバーが戻り、「お客さんのことを想って作った」という『君のうた』を。
「心が折れてしまいそうな辛い出来事があっても、超えてゆくその先に胸を張れる未来が待ってる。君の笑顔が見たいから私は歌を歌い続ける。」
そして、新しい歌ができましたと初披露の『永遠』かな?
なんかしばじゅんとかが歌うような感じで、また少し石野田さんの中では新しい感じの曲になったんじゃないでしょうか。(あくまで個人の主観です^^;)
なんか、ちょっと、よかったです。

10年を振り返って、自分自身を見つめられるようになったという石野田さん。
昔は悪いことがあったら他人のせいにしてたが、今では自分の悪かったところがわかるようになった、とか。
行きてりゃ時にはうまくいかないこともあるさと、そしてそんなときに聴いてほしいと、最後は弾き語りで『うまくいかない時は』。

石野田さんはステージを降りますが、アンコールの拍手が鳴らない訳はありません。
会場いっぱいに鳴り響きます、、すごいなこれ。
メジャーになると、再登場までの時間が長くなる?(ぉぃ)

再登場を迎える拍手もまた更に大きく響いて。
「ありがとうございます、いっぱい拍手してもらって。」なんて、石野田さんらしい。

「初めて石野田のライブを見に来たって人は?」の問いに、3~4割の手が挙がっていたように思います。
それだけの人がどこかで『春空 -ハルソラ-』を聴いて、CDを買って応募してくれたってこと。
実際は当選しなかった人もいるのだから、もっとたくさんそういうひとがいるってこと。
ほんとすごいことです。

「10周年で新たなスタートの日でもあるのに泣けてくる」と。
ほんと泣かないかと見ていてハラハラしましたが、そんな心配は今回は無用でした。
「苦しくなったりしんどくなったりしたとき、私の歌を聴いて乗り越えてくれれば」と、弾き語りで『クッキー』を。
「無理しなくていいよ」とねぎらってくれるような、また泣ける歌です。
久々に生で聴いた気がするなぁ。以前のライブでは結構アンコールの定番になってたりして、曲の出来たきっかけに絡むエピソードも併せて聞かせてくれたりもしましたが。

最後はバンドでやりたいとメンバーを呼び込んで、でも「ちょっとお話ししていいですか?」と。
これからも皆さんの心があったかくなる、背中を押せるようなうたを歌っていきたいと。

さあ最後の歌か、と思いきや「ちょっと待った!いいたりない!!」(爆)
歳を取ると守りの姿勢に入りがちだけど、いつもチャレンジしていきたいと。

「最後にやっぱり、この歌があったから今私はここにいる」
もう一度、『春空 -ハルソラ-』を歌って。今度は石野田さんもGibsonを弾きながら。

サポートメンバーが退場した後、ひとりご挨拶。
なんだかじっと聞いてたらかえって記憶には残ってない(苦笑)。

これから新たなスタート、今日からまたたくさんの人に歌を聴いてもらえるのだと思う。
これからも歌をたくさんの人に届けていきます。10年でも20年でも歌っていきます。
皆さんこれからも応援をよろしくお願いします。

そんな感じだったかと思いますが。。

ライブ中ずっと耐えてたのに。、「泣かせるオンナ」の歌じゃなくて、挨拶で、
泣いてしまったやないかーい(笑)。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

01. 春空 -ハルソラ-
02. 60億分の1
03. 1等星
04. 波乱万丈
05. オリオン
06. 君のうた
07. 永遠 ※新曲
08. うまくいかない時は

E1. クッキー
E2. 春空 -ハルソラ-


01, 02, 06, 07, E2 サポート:Gt.黒沢秀樹、Pf.冨田謙、Per.高橋結子
03, 04, 05, 08, E1 弾き語り

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